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正しいかみ合わせ
正しいかみ合わせとは、すべての歯がバランス良くかみ合っている状態です。
一見きれいな歯並びに見えても、実はかみ合わせに問題がある場合もあります。
かみ合わせが悪い状態を放置すると、むし歯や歯周病のリスクが高くなったり
お口の健康だけでなく、全身の健康にもさまざまな悪影響を及ぼします。
正しいかみ合わせ セルフチェック!
正面
≪骨格が左右対称である≫ ≪上下の顎の大きさのバランスが取れている≫ ≪上下の前歯の中心が一致している≫
横
≪上の前歯が2~3mm程度前に出ている≫ ≪上の前歯が下の前歯に2mm程度重なっている≫
≪上下の歯の隙間が5mm以下≫ ≪奥歯1本に対して2本の歯がかみ合っている≫
悪いかみ合わせ 種類と特徴
叢生(乱ぐい歯・八重歯)
特徴
歯並びが凸凹になったり歯が重なり合っている状態です。日本人に多いと言われています。
デメリット
歯みがきがしづらいため、むし歯・歯周病になりやすい
口臭が悪化しやすい
開咬
特徴
前歯が開いてしまい、上下の歯がかみ合わない状態です。
デメリット
発音・滑舌が悪くなる
前歯で食べ物を噛み切ることができない
上顎前突(出っ歯)
特徴
上の前歯が強く前に突き出ている状態です。
デメリット
発音・滑舌が悪くなる
唇を閉じにくいため口呼吸になりやすい
下顎前突(反対咬合・受け口)
特徴
下の歯が上の歯より前に出ている状態です。顎が出ているように見えます。
デメリット
発音・滑舌が悪くなる
唇を閉じにくいため口呼吸になりやすい
上下顎前突(口ゴボ)
特徴
凸凹の歯並びは少ないが、前歯全体が前方に傾斜している状態です。
デメリット
唇を閉じにくいため口呼吸になりやすい
むし歯・歯周病になりやすい
過蓋咬合
特徴
上下の歯の重なりが深く、下の前歯が見えないほど深くかみ込んでいる状態です。
デメリット
歯が擦り減る
顎関節症になりやすい
空隙歯列(すきっ歯)
特徴
歯と歯の間に隙間がある状態です。また、前歯の中心に隙間がある状態は「正中離開」と言います。
デメリット
発音・滑舌が悪くなる
食べ物が歯に挟まりやすい
鋏状咬合(シザースバイト)
特徴
ハサミのように上の奥歯が外側に、下の奥歯が内側にズレることで、上下の奥歯がかみ合わない状態です。
デメリット
しっかり噛めない
顎関節症になりやすい
頭痛・肩こりの原因になる
交叉咬合(すれ違い咬合)
特徴
顎が左右どちらかにずれて一部分の嚙み合わせが上下逆になっている状態です。
デメリット
顎関節症になりやすい
顔が左右非対称になる
頭痛・肩こりの原因になる