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朝一番の歯磨きは朝食前に
「食後の食べかすを取り除くため」などの理由から、
朝の歯磨きを朝食後に行っていませんか?
実は、朝一番の歯磨きは朝食前がオススメです。
寝ている間は自浄作用・抗菌作用のある唾液の分泌が減少するため、起きてすぐの口の中は非常に不衛生な状態です。
そのまま食事をすると、口の中で繁殖した細菌も一緒に飲み込んでしまいます。
細菌を飲み込んでしまうと免疫力が下がったり、風邪やインフルエンザの原因にもなります。
朝の歯磨きは朝食前に、出来れば起床後すぐに行いましょう。
理想的なのは、食後にも歯磨きをすること。口の中の細菌は、飲食物の糖分をエサにして歯垢を作ります。
歯垢の中で細菌がさらに増殖し、その過程で歯を溶かす酸を発生させます。
むし歯を防ぐには、毎食後すぐに歯磨きをして食べかすや歯垢を取り除くことが大切です。
また、食後は口の中が酸性になり、歯が溶けやすい状態です。
特に炭酸飲料や柑橘類など酸性度の高い飲食物を口にした後は要注意。
水で口の中をすすぎ、酸を洗い流した後に歯磨きをしましょう。
食後に歯磨きをする時間がない場合は“うがい”だけでもしておくことが大切。
緑茶やウーロン茶を飲んだり、キシリトールガムを噛むことが虫歯予防に有効です。
細菌を繁殖させないためにも、朝食前と食後のお口のケアは意識的に行いましょう。