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意外と多い?子供の歯周病に注意!
歯周病は大人の病気と思いがちですが、実は子供の頃から始まっています。
小学校低学年の歯周病
6歳ごろの歯周病は歯ぐきが腫れる歯肉炎です。
歯肉炎には以下の2種類が存在します。
・永久歯が生える時期の「萌出性歯肉炎」
・不十分な歯みがきが原因の「不潔性歯肉炎」
歯みがきが不十分なことが原因で歯垢がたまり、そこから歯肉炎に進行してしまうことが多いです。
この他に口呼吸が癖の子供は歯肉が乾燥し、細菌の増殖が歯肉炎につながることもあります。
小学校高学年から中学校の歯周病
歯ぐきが腫れ、出血に至るケースが多く見られます。
これらは「思春期性歯肉炎」といい、思春期のホルモン分泌の変化によるものと、不十分な歯みがきによるものがあります。
子供の頃の「歯肉炎」を放置しておくと…
年々歯を支えている骨が溶け、やがて「歯周炎」に進行します。
子供の頃に発症した「歯肉炎」が原因で、中高年の人たちが歯を失うことは少なくないのです。